2024.秋冬NEW
マルWORK
FRAX&COTTON

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【56-1ブラック】
＊ブラックのみお届けが１０月末頃となります。生地が人気で現在追加生産中のため。

【56-2カーキ】

【56-3ネイビー】

定番のマルWORKに
新しい素材が仲間入り

セミージャの定番のマルWORK。
秋冬用も作りたいと思いこれまでも何度も試作してきました。

ウール素材でサンカクWORKを作ると品良くかわいらしく仕上がるのに、ウール素材でマルWORKを作ると【乗馬帽】風に。ウールの品の良さと厚みがヘルメットのような印象になってしまい、うまくいきませんでした。

いつかいつかと生地を探して続け【FRAX&COTTONの織物】にやっと出会えたのです。

つばが短く
深めの作り

一般的なキャップよりもやや深めのつくり。つばは短めです。

Ｍサイズで、つばの長さ4.2ｃｍ

穴はなく後頭部まで
深くかぶれる

フリーサイズのキャップにあるアジャスターの穴はなく、後頭部までしっかりと深くかぶれるのも特徴。

丈夫に織られた
3シーズンの帽子

きつく丈夫に織られた綾織(ツイル)の生地。

斜めの織り模様と織り糸の表情に特徴がある魅力的。

リネン55％とコットン45％

ウールのような暖かさはありませんが、秋冬にも寒々しく感じない素材。

秋、冬、春先と3シーズンでお使いいただけます。

左が洗い後　⇔　右が洗い前

洗い＆洗い
表情豊かに

生地自体がウォッシュ加工がされており、風合いがとても良くそのままでも十分に魅力的な生地です。

帽子の形に仕上げてから手でもみ洗して乾かし手間ひまをかけると、表情が引き立った仕上がりに。

洗うことでかぶり心地もマイルドなります。例えば、新品のパリパリの固いデニムが、履き込んでいくうちに馴染み、心地よさが増すような感じです。

ヨレヨレとした
印象にならないように

自身が40代になって似合わないものが増えました。

首回りがヨレヨレっとしたTシャツや、手入れのされていないシワシワの洋服は、何かみすぼらしく見えるようになってきました。

筋張ってきたり、ふっくらしてきたり。年を重ねると共に、何事も少し工夫が必要だなと。

【ウォッシュの表情の良さは引き立てつつ、少しきちんとした印象になるように…】そう考え、表地の裏側にも芯を貼っています。

芯を貼る目的は

1.補強して形をなるべくきれいに長く保てるように

2.綾織りの生地は種類によって、ねじれやヨレが後から出てきやすくそれを防ぐため

3.つばがテロンと顔にかかったり、視野が悪くならないように

4.シャッキリとさせる部分はさせて、清潔感を添えるため

つばにも6層の芯を貼っています。

私が裏地をつける意味1

ミニマム・きちんと感を添えて

一般的なキャップのクラウンを作る際、６枚のパーツの縫いしろは開いて押さえるためにステッチを入れます。

裏地を付けないキャップの場合、その縫いしろを隠すためにバイアステープを同時に縫い付けます。

ステッチがたくさん入ると洗った時に、カッパリング(縫い縮みやひきつれ)が出て、よりカジュアル感やワーク感が増します。本気のミニタリーもとても格好いと思います。

でも、私はミニマムに、少しきちんとした印象をどこかに残したい。

そういう想いでステッチ1本を入れるか、入れないか、入れないならどう補強するのかを帽子ごと悩みながら形にしています。

私が裏地をつける意味2

汚れを防ぐため

汚れや汗は、裏地がないと直接表地にはひびいてしまいます。


裏地

通気性の良いストライプの生地を裏地に。グレーとブラウンの組み合わせは、どこかレトロでかわいいストライプの生地。

硬くないつば
でもしっかり

硬いプラスチックの芯ではないので、おでこへの当たり方もソフト。

しっかりとした厚みを持たせて、ヘニャヘニャにならないように硬さを調整しながら芯を6層に重ねて貼っています。

ネイビー

室内でもずっとかぶって
いられる帽子が欲しくて

年を重ねてヘアスタイルの制限が出てきて、外でも室内でも、自然とずっとかぶっていられる帽子が欲しいなと思いました。

食事しに行ったり来客時に、大げさにならずに違和感なく馴染むような帽子。

そうして生まれたのがマルWORKです。

" 快さ " を求めるうちに
コットンのベルトを

内側のおでこにあたるベルト

" 快さ " を求めるうちに、
自分で生地から作ることにしたベルトです。

コットン100％の素材。

ブランドタグ

左後方にSemillaの小さなブランドタグがついています。(約8ｍｍ×10ｍｍ)

タグなしも可

不要な場合はタグなしでお作り可。「タグ不要」と備考欄にお書き添えください。

ヴィンテージコットン生成

ユニセックスなデザイン

男女共有のデザインで普段使いしやすい形。

写真は少し浮かせるようにふんわりとかぶっています。

お好みによりますが、少し大きめのサイズをお選びいただくと、ピタッとした丸みというよりは、ほんのりと丸みのあるシルエットになります。


実寸55.5ｃｍで大きめの「Lサイズ」着用して撮影。ジャストサイズはMサイズ。

カーキ

" いかにもゴム入り ”
がどうしても苦手で･･･

一般的にはミシンで
一気に縫うゴム部分

" いかにもゴム入り ”
がどうしても苦手で･･･

手縫い仕上げています

縫い目が表にひびかないよう
チクチク･･･　チクチク･･･

省けないこだわりのひとつ

心地よくフィット感を
調整できるように

季節によったり
髪型によったりして
フィット感は変わります

締め付けが苦手
でもブカブカでも困る

という理由で調整ゴムを入れた
この作り方を大切にしています

頭に優しくフィット
締め付けすぎない
ほどよいフィット感です

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サイズ展開4サイズ
フィット感調整ゴム入
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●Ｓサイズ（53.5～56.0cm）
市販の帽子はいつもブカブカで･･･
という方に、小柄な方に人気

●Ｍサイズ（55.5～58.0cm）
一般的な帽子のサイズ

●Lサイズ（57.5～60.0cm）
頭の大きめな方、市販サイズはしんどい･･･という方に人気

●LＬサイズ（59.5～62.0cm）
市販では並んでいないサイズ
楽にゆったりとかぶって
いただけますように･･･

(ヘアスタイルが短髪から坊主になり58.5→58.0になりました)

実寸58.0ｃｍの男性
サイズの感想

Lサイズは…
ゴムを全く締めない状態(60.0cm)でも、洗いをかけて生地が最初から馴染んでいることもあり、ガバガバとした印象はありません。

調整ゴムを少し締めるとフィット感がアップします。少しゆとりを持たせたサイズで心地よいです。

Mサイズは…
ゴムを全く締めない状態(58.0cm)で、入るもののジャストサイズ過ぎて、顔がパーンと張って見えるように思います。少しゆとりがある方が、対比で顔がすっきり見えます。

LLサイズは…
ゴムを全く締めない状態(62.0cm)は、ブカブカとした印象があります。洗いをかけて生地が最初から馴染んでいることもあり、調整ゴムを多めに締めるとかぶれないサイズではないかと思います。毛量の多い方ですと髪の厚みの分、フィット感は増えると思います。

素材の特徴
ネップ・シワ・ムラ

使用している生地は、機械で織ったままの平面・均一的な生地ではなく、揉むように洗い込みをかけたことで得られる使い込んだようななんとも言えない良い風合いがあります。

メーカーさんの丁寧な手仕事ですが、シワや染めムラ(かすかな色の濃淡)は避けられないそうです。

使用する立場としても、シワや染めムラは常に気にかけておりあまりにもひどい箇所は使わないように避けています。しかし、高品質・高価な生地であり全てを避けることは難しくあります。

また、天然繊維の繊維のカス(ネップ)が入るのも表情であり、避けられません。

素材の特徴としてご理解の上、ご依頼いただければと思います。

【56-1ブラック】

深みのある黒。カジュアルになりすぎない人気のカラー。

【56-2カーキ】

オリーブやグリーン系の枯れたような少しブラウンも感じるアースカラー。

【56-3ネイビー】

青を感じるネイビー。清潔感のある紺色です。

ネイビー